アニメ『ヒロアカ』仲間と共に再び使用の危機に駆け付ける漆黒のヒーロー!ホークスの“また助けてくれ、ヒーロー”にSNS「これが聴きたかった」の声

『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第9話(通算147話)『EXTRAS』が6月29日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。

◆荼毘、確保!

父、エンデヴァー(CV:稲田徹)から教わった“ためて放つ”という力の凝縮で、兄である荼毘(CV:下野紘)にとどめを刺した轟焦凍(CV:梶裕貴)。荼毘は焦凍の体の上に倒れ、そのまま地面に崩れ落ちていく。それを見たエンデヴァーのサイドキック・バーニンは「荼毘、確保ー!!」と叫び、仲間たちに焦凍が荼毘を倒したことを伝えるのだった。

兄である荼毘を倒した轟焦凍

神野区・グラウンドゼロからの報告は、オールマイト(CV:三宅健太)と塚内警部(CV:川島得愛)のいる司令部へと届き、各戦場に伝達された。その知らせに鼓舞される仲間たちだが、セントラル病院前で障子目蔵(CV:西田雅一)らと戦う敵(ヴィラン)・スピナー(CV:岩崎了)は、荼毘が負けたという事実をすぐに受け入れることはできなかった。「あいつの執念が負けるはずがないだろう!鹵獲(ろかく)された黒霧を奪還しろ!今を壊すために!!死柄木と俺たちのために!!俺たちを虐げてきた全てをぶっ壊すために!!」そう叫び、障子たちに迫りくるスピーナー。「轟、お前と同じクラスになれたことを、俺は誇りに思う」と改めて思う障子だった。

AFOから“剛躯”の個性を与えられ巨大化したスピナー

◆エンデヴァーの動揺

焦凍が荼毘を確保したという一報は、群訝山荘(ぐんがさんそう)跡地でオール・フォー・ワン(CV:大塚明夫)(※以下AFO)と戦うエンデヴァーの元にも届いた。その知らせを複雑な思いで受けるエンデヴァーを挑発し揺さぶるAFO。「君は燈矢くんを見ずに、己の欲望を焦凍くんに押し付けた。2人の息子の人生を狂わせたんだ。君の選択だろう。その過ちもどうせこうやって正当化しているんだろう。“ヒーローは守るものが多い”って。だから負けるんだぜ、ナンバーワン!」そう言って手のひらから様々な能力を出し始めるAFO。

エンデヴァーを挑発するAFO

AFOの弱点は生命維持装置であるマスク。個性の強奪を防ぐため、エンデヴァーとホークス(CV:中村悠一)の少数最強勢力で叩(たた)くという作戦だった。AFOに触れられないようにしながら、距離を空けずに至近距離からの攻撃を仕掛けるエンデヴァー。AFOのガードをエンデヴァーの熱が抜けて来て、AFOが反撃する隙をついてホークスが攻撃してこようとするのがAFOには分かっていた。そして2人のタイミングが微妙に合っていないことも…。

AFOに立ち向かうエンデヴァーとホークス

「ああエンデヴァー。皆己の役目を果たすため必死で戦っているよ。若輩も誰も眼前の戦いに懸命なのに、なぜ君だけが心をよそにやれる?傑作が失敗作を処分してくれたんだろう!?喜べよ!?」とさらに挑発してくるAFOに冷静さを失っていくエンデヴァー。ホークスがエンデヴァーに呼びかけるが、AFOの挑発は続く。「僕はね、前々から君の力へのゆがんだ希求にも注目していたんだよ。僕ってやつは良い土を見ると種をまかずにはいられないんだ。燈矢くんの体、見つからなかったろ?そうさ、見つかるわけがない。亡くなったと思っていた息子と出会えたんだ。感謝してほしいな」AFOの言葉に動きが止まるエンデヴァー。11年前、自らの炎で焼かれた燈矢を助け、施設に収容して治療したのはAFOだったという事実を知る。

ホークスは「まだそんなカードを…!償いに生きると決めた人は、俺のように割り切ることはできない。やはり、今のこの人に荼毘と戦って勝つことはできなかった…!」そう思い、自分の故郷の言葉で誓う。「やけん!俺がサポートするんやろが!」冷静になるようにエンデヴァーに呼びかけるホークスだが、エンデヴァーは激情のままAFOに襲い掛かり、返り討ちにあって地上へと落ちていく。

AFOに挑発に冷静さを失うエンデヴァー

「君はこの距離で避けられるかな?ナガンの代替品よ」AFOはホークスに攻撃を仕掛けるが、避けられないと感じたホークスは、必殺技を残しているエンデヴァーだけでも救おうと考える。その時、A組の常闇踏陰(CV:細谷佳正)に乗った耳郎響香(CV:真堂圭)がやって来て、AFOに攻撃をしてホークスを助ける。「ダメだ!君らの出る幕じゃない!」と止めるホークスに「エンデヴァーの代わりにはなれんが、あなたとの連携なら俺が取れる!」と常闇。「ワン・フォー・オールに集まる羽虫…。昔読んだコミックにあったな。魔王の引き立て役に充てられる脇役の話」と言うAFOに、耳郎は「そーゆーの、倒してから言った方がよくない?オール・フォー・ワン。なんつって」と答えるのだった。

常闇の背中に乗ってやって来た耳郎

◆イヤホンジャック

エンデヴァーが生きていることは、羽から伝わる呼吸音で分かる。動く前提で進むと決めるホークス。加勢にやって来た常闇たちを心配するが、これまでも助けられてきたホークスは「また助けてくれよ。ヒーロー」と常闇に言うのだった。

覚悟を決めるホークス

「こんなところで油を売ってるわけにはいかないんだよ。弔の方に万が一があってはいけないからね」。エンデヴァーは生きている限り立ち向かってくる。そうなると、今いる3人の目的は時間稼ぎだということが分かったAFOは、この場でもっともほころびが生じうるのは誰か、そう考え耳郎に攻撃を仕掛ける。すんでのところでホークスに助けられた耳郎は「覚悟なら固めて来たはず。全く見えなかった。向けられた悪意にすら遅れて総毛立つ…!緑谷、青山、あんたらこれにさらされ続けて来たんだね」と、デクや青山の気持ちが分かるのだった。耳郎の個性“イヤホンジャック”でAFOのマスクを音で割ることが目的だが、さらにAFOの攻撃は続き、常闇と耳郎を助けようとしたホークスも深い傷を負ってしまう。「脇役が錯覚してしまったんだね。たまたま大いなる力と居合わせたばかりに、自分も魔王に立ち向かっていい、特別な人間なのだと」というAFOの言葉が響くのだった。

◆仲間と共に再び師匠の危機に駆け付ける漆黒のヒーロー!ホークスの“また助けてくれ、ヒーロー”にSNSでは「これが聴きたかった」の声

ついに荼毘を倒した焦凍に「冷たい炎が生んだ追い風」「轟が荼毘に勝ったことで仲間たちの士気が上がったシーンは熱かった」と、一同の士気が高まったことに喜びの声が上がっていた。AFOのエンデヴァーに対する精神攻撃には「AFOは能力チートな上に精神攻撃も強いのマジ魔王」「弱みに付け込むAFO強すぎる」「AFOホント的確に弱いところついて来るな」「AFOの嫌らしさがエグい」など、AFOの“口撃”にも注目が集まった。また、師匠であるホークスの危機にやって来る常闇の姿に「ホークスのピンチにはツクヨミが絶対来るんだぜ?AFOさんよぉ!!」「ホークスの“また助けてくれ、ヒーロー”いただきました!これが聴きたかった!」「ホークスさんを再び助けに来た常闇くんすごくカッコよかった!頼もしいね」など、2人の師弟愛がアツすぎると話題になっていた。

アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』第148話『焼身照命!! 手負いのヒーロー』は、7月13日(土)夕方 5時30分より読売テレビ・日本テレビ系全国 29 局ネットにて放送。

アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』
放送:毎週土曜夕方 5:30 読売テレビ・日本テレビ系全国 29 局ネット ※一部地域を除く
配信:各動画配信サービス 毎週土曜よる 6:00 最新話順次配信

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画像提供:©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

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