明け方の家電買い取り販売店に侵入した不審な人物。
店の防犯カメラが、空き巣の一部始終を捉えました。
狙われたのは、大量のiPhoneです。
現場は、東京・秋葉原にある家電やスマートフォンなどの買い取り販売店。
2日午前4時ごろ、不審な人物が店に侵入し、iPhoneを30～40台ほど盗んで逃走しました。
被害額は数百万円にのぼるといいます。
店の店員：
（出勤時に）ドアが開いていたので、入った時におかしいなと思って奥を確認すると、iPhoneのシリーズがほとんどなくなっていたのに気付いた
犯人の侵入箇所は商品を保管している部屋の窓。
店内の防犯カメラには、犯人が窓から侵入する際の様子も記録されていました。
お店の人によりますと、犯人はビルとビルの隙間を通って中に侵入したということです。
通路の幅は50cmほどで、人が1人通るのがやっとの狭さ。
犯人は、この隙間を通って窓に向かったとみられます。
そして犯人はiPhoneを運ぶにあたり、店内にあった段ボール箱を使用。
最終的に運び出したのは段ボール箱2箱分で、犯行時の様子を見ると、かなり重そうです。
この量では入ってきた窓から出ることはできず、帰りは堂々と入り口のドアを開け、ここから商品を盗み出しました。
店の店員：
防犯カメラを見ると、5分ぐらいで全て取って出て行った。（早く）捕まってほしいです。
店はすでに被害届を提出していて、警視庁は窃盗の疑いで調べを進めています。
