ワナから逃げ出したクマ 猟友会の72歳男性に突進してかみつく 男性は顔や両足などけが

兵庫県養父市の山の中で、72歳の男性が罠から逃げ出したクマにかまれ、顔や腕などにけがをしました。

3日午前11時半ごろ、養父市大屋町笠谷の山の中で、「クマに襲われ全身から出血している」と消防に通報がありました。

警察などによると、襲われたのは猟友会に所属する72歳の男性の猟師で、シカやイノシシ用のワナを見回っていたところ、ワナにかかったクマを見つけました。

男性がクマに近づくと、クマはワナから逃げ出して数回突進してきた上でかみつき、男性は顔や腕、両足をけがしました。命に別条はありません。

現在、クマは見つかっておらず、養父市ではことしクマの目撃情報が多く寄せられていることから、注意を呼び掛けています。

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