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福博の夏を熱くする「博多祇園山笠」が1日開幕し、街を華麗に彩る「飾り山笠(やま)」が福岡市の博多、天神を中心に公開されている。博多人形師たちが丹精を込めた作品は番外・櫛田神社を含め13本。追い山笠(やま)の前夜まで楽しめる。
櫛田神社を向く正面の「表」は武者物の題材が多い。勇猛さで知られる真田幸村、ご当地の黒田長政ら有名な武将が並ぶ。今年は日本神話に登場するスサノオノミコトとヤマタノオロチが人気のようだ。
後方の「見送り」は個性が表れる。機動戦士ガンダム、ワンピース、サザエさんなど人気アニメが充実。1月に起きた能登半島地震を受け、能登にゆかりの絵師・長谷川等伯や、民間信仰で地震を引き起こすとされる大ナマズも表現された。
奇数番号の山笠は「差し山」と呼ばれ、勇壮な人形が特徴。偶数番号の「堂山」は優美に飾るものとされるという。飾り山笠の前に置かれた説明文も読みながら、人形に込められた思いを感じてほしい。
(野村大輔、平原奈央子)