日向市と宮崎空港で36.4℃ 宮崎県内は2日連続の「猛暑日」 70代男性が意識不明など県内で15人が熱中症で搬送 あす4日も引き続き厳しい暑さに

宮崎県内は3日も気温が上昇し、2日連続で猛暑日となりました。あす4日も引き続き厳しい暑さになる見込みです。

(武澤直穂記者)
「宮崎市の観光地、青島では午前中にもかかわらず、日差しが強く照り付け、汗が吹き出すような暑さです」

こちらは午前10時ごろの青島海水浴場。日差しがじりじりと照り付けるなか、水遊びを楽しむ人たちの姿も

(子ども)
「めっちゃ暑い」

(東京からの観光客)
「いろいろ着てると熱中症になりそうなので、薄着で挑んでます、宮崎に」

(スイスからの観光客)
「とても暑くてじめじめしている。でも、スイスの夏や冬は寒いから(宮崎は)いい気候です」

3日の各地の最高気温は、日向市と宮崎空港で36.4℃を記録するなど、県内17の観測地点のうち6地点で35℃以上の猛暑日となりました。

こうした暑い日に熱中症にならないよう活用したいのが、「一時休息所」や「クーリングシェルター」です。

宮崎市では、先月から9月末まで市内およそ130か所の公共施設を一時休息所として一般開放しているほか、熱中症特別警戒アラートが発表された場合の「クーリングシェルター」を設けています。

(宮崎科学技術館総務課 齋藤かほりさん)
「暑さも厳しくなってまいりますので、宮崎科学技術館の休憩施設をぜひお気軽にご利用ください」

県内は4日も猛暑日になる見込みで、引き続き、熱中症に警戒が必要です。

(スタジオ)
県内では、3日、農作業中の70代男性が意識不明となるなど、30代から90代の男女15人が熱中症の疑いで搬送されたということです。

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