大規模災害による断水に備えようと、宮崎河川国道事務所と宮崎市が初めて合同の給水訓練を行いました。
この合同訓練は、能登半島地震の被災地に職員を派遣した宮崎河川国道事務所と宮崎市の上下水道局が現地での課題を踏まえて今年初めて実施したもので、職員およそ65人が参加しました。
訓練では、まず、宮崎市の富吉浄水場の給水栓から国が所有する散水車におよそ6トンの水道水を補給。
(田尻怜也記者)「大量の水を積んだ散水車が、いま、出発しました」
そして、散水車と宮崎市の給水車をホースでつなぎ、水を補給したあと、避難所などに設置されている組み立て式の給水タンクに水が移されました。
(宮崎河川国道事務所 堤 宏徳 調整官)
「今後、一つの機関もしくは一つの組織で災害対応をするのは限界が来ると思っているそのためにも、お互い顔の見える関係を作って、災害対応力を向上させていきたいと考えている」