エッフェル塔が復活!PSGが新アウェイユニフォームを発表 パリ五輪イヤーに「パリの象徴」を芸術的に描く

昨季のフランス王者パリ・サンジェルマンとキットサプライヤーのNikeは2日、2024-25シーズンに向けた新アウェイユニフォームを発表した。

Paris Saint-Germain 2024-25 Nike Away

2024-25新アウェイユニフォームはホワイトを基調に、事前の噂通りパリの象徴であるエッフェル塔を描いた1990年代の懐かしいスタイルが復活を果たしている。これは今夏開催されるパリオリンピックを意識したものだろう。

ちなみにパリ五輪の金・銀・銅各メダルには、エッフェル塔の“本物の素材”が使われている。

キットカラーの3色はフランス国旗のトリコロールであり、レッドとブルーは都市パリの旗の色。白いキャンバスに赤青2色でエッフェル塔を抽象的に描くデザインは、ちょっとしたアート作品のようでもある。

パンツとソックスはどちらもホワイトを基調としたデザインに。シャツの袖口は右をレッド、左をブルーで彩るが、パンツの裾は逆に配し、左右非対称のアシンメトリーに仕上げている。

今作の“元ネタ”は1990-91、1991-92の2シーズンのホームユニフォーム(当時は白がホームだった)。

画像のユニフォームは91-92モデルのレトロユニフォーム。復刻版のためロゴは無いが、当時のサプライヤーは現在と同じNikeだった。デザインは新ユニフォームと同じように、左肩からタスキのようにエッフェル塔をアート的に描いている。

PSGも!“相思相愛”90年代以前から「ユニサプライヤーが不変」の5チーム

パリ五輪の開幕時期に合わせて発表となった新ユニフォームは、3日よりクラブ公式オンラインストア、Nikeオンラインストアなど一部店舗限定で先行販売が始まっている。

なお、3日から7日までの期間限定で、クラブはエッフェル塔内に新アウェイユニなどを販売するポップアップストアを出店するとのこと。エッフェル塔でエッフェル塔デザインのユニを購入できるまたとない機会となる。

© 株式会社ファッションニュース通信社