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7月6日に開幕する夏の高校野球群馬大会。3日間にわたって注目校などを特集でお伝えします。初日の今回は、春のセンバツ王者・健大高崎です。
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開幕を目前に控えたこの日、健大高崎の選手達は、練習メニューを終えるたびにミーティングを行っていました。新チーム発足時から大切にしてきたミーティング。キャプテンだけでなく、それぞれの選手が練習で感じたことを共有し、チーム力を高めています。
「チーム全員で同じ方向を向くことができなくて(春の関東大会は)敗戦したと思うので、同じ方向を向いて全員でやろうというのを全員で話してやってきました。」(箱山キャプテン)
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そんなチームを持ち前の”声”で盛り上げる選手がいます。副キャプテンの金井俐樹選手。ポジションは、箱山遥人キャプテンと同じキャッチャーです。公式戦の先発出場は2試合にとどまっていますが、キャプテンを支える大切な存在です。
「箱山キャプテンだけにならないように自分の思ったことを言うように心がけています。選手1人1人が箱山を信じてついていけるかが夏の大会では大切になると思うので。」(金井選手)
「(金井は)率先してチームを明るくするというか、流れを変えることであったり流れを作るところでは貢献してくれているなと思います。」(箱山キャプテン)
金井選手は、チームの攻撃には欠かせない重大な役割も担っています。それは、3塁ランナーコーチです。一瞬の判断がゲームを大きく左右します。
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「3塁コーチは自分ひとりで成り立っていないですし、チームがいて自分が目立たせてもらっているので、メンバー外の選手がいるので、その人の分まで勝たなくてはいけない。自分たちが強いだけでなく、チーム一丸となって戦っていく想いは常にあります。」(金井選手)
今年の攻投手陣は、4番・箱山を中心に破壊力のある打線に仕上がりました。また、投手陣はセンバツ優勝に貢献した佐藤龍月、石垣元気の2年生ダブルエースに加え、この春頭角を現した2年生左腕・下重賢慎にも注目です。春の県大会決勝では2番手で登板し緩急自在のピッチングで前商打線をわずか1安打に抑えました。
9年ぶりの夏の甲子園へ。そして史上8校目の春夏全国制覇へ…
「チーム一丸」で挑む夏が始まります。
「同期の仲間を負けさせたくないという想いをもってやっていくことが負けにくいと思いますし、絆だったりエネルギー、自分の持ってる100%以上の力を引き出してくれると思うので、そういうところを大切にしながら戦っていきたいです。」(箱山キャプテン)
健大高崎は、2回戦から登場し、勢多農林と藤岡北の勝者と初戦を戦います。