パリ五輪・サッカー日本代表に上山市出身の半田選手が初選出

3日午後、パリ五輪のサッカー日本代表が発表され、上山市出身の半田陸選手が18人のメンバーに入った。県内出身でサッカーの五輪代表選出は初めて。

日本サッカー協会は3日午後、会見を開き、大岩剛監督がパリ五輪を戦う18人のメンバーを発表した。

(大岩監督)
「半田陸」

上山市出身でJ1ガンバ大阪でプレーする半田陸選手。これまでパリ五輪アジア予選にも出場し、本大会でのメンバー入りが期待されていた中、見事最終の18人に選出された。その後開かれた会見で半田選手は。

(半田陸選手)
「すごく不安だったしドキドキしていたので、自分の名前が呼ばれたときは安心してふーっと抜けるような感じがあった」

半田選手は現在22歳、モンテディオ山形のユースからトップ昇格してプロになり、去年、アジア杯を戦うA代表に選ばれた経験はあるが、五輪の代表入りは初めて。

(半田陸選手)
「僕はサイドバックなのでメインは相手との1対1などになると思うので、相手にやられないことが一番チームを助ける方法になると思うのでそこを見せていきたい」

県関係で男子サッカーの五輪代表選出は、2008年の北京大会に出場した当時モンテディオの豊田陽平選手に次ぎ2人目、県内出身者では初めて。

これで半田選手を含め、県関係選手のパリ五輪内定はレスリング女子の鏡優翔選手、ボクシングの岡澤セオン選手、水球男子の鈴木透生選手、バレーボール男子日本代表の高橋健太郎選手の5人となった。

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