平和への願い込め小学生が「平和の灯」キャンドル作り 長崎

ことし9月に爆心地公園で開かれる催し「平和の灯」に向けて、長崎市内の小中学生などが平和への願いを込めたキャンドル作りに取り組んでいます。

長崎市立茂木小学校では3日、5年生26人が牛乳パックに溶かした蝋を流し込んでキャンドルを作りました。

牛乳パックを転がして冷ますと、キャンドルの形になります。児童たちはキャンドルに思い思いのメッセージや平和から連想した絵を描き入れました。

キャンドルを作った児童:
「5人の優しい心の人たちが目をつぶって平和を祈ってるところをかきました」
「この世界のみんなが平和になるように(地球を)描きました。」

「平和の灯」は、キャンドルに灯りをともして原爆犠牲者を慰霊し、若い世代にも平和の大切さを知ってもらうイベントです。
長崎市では3000個を目標に7月末までキャンドルを募集しており、ことしは9月28日に一斉に灯りがともされることになっています。

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