ラケット破壊や握手拒否で物議醸した韓国テニス選手、ウィンブルドン初戦敗退…世界15位に完敗

ラケット破壊、握手拒否などの“非マナー”行動で物議を醸したこともある韓国男子テニス選手クォン・スンウ(26、世界ランキング367位)が、ウィンブルドン選手権で初戦敗退に終わった。

クォン・スンウは7月3日(日本時間)、英ロンドンのオールイングランド・クラブで行われたウィンブルドン選手権男子シングルス1回戦で、デンマークのホルガ・ルーネ(21、世界15位)に0-3(1-6、4-6、4-6)の完敗を喫した。

今回の敗戦で、クォン・スンウは2024年の全豪オープンとウィンブルドン選手権いずれも1回戦で敗れた形となった。唯一、全仏オープンは2回戦まで進出した。

ウィンブルドン選手権では2021年大会以来、3年ぶりの2回戦進出を目指していたが、失敗に終わった。

クォン・スンウはルーネとの対戦成績2勝と優位に立っていたが、同日の試合では相手にサービスエースを16回許すなど、厳しい立ち回りを強いられた。

何より、クォン・スンウは試合通して一度もブレークポイントを得られなかった。

(写真提供=AP/アフロ)クォン・スンウ

ウィンブルドン選手権で早期に敗退したクォン・スンウは、今月より開幕するパリ五輪に先立ち、男子プロテニス(ATP)ツアーのハンブルク・ヨーロピアン・オープンに出場する予定だ。

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