見本示そうと…中学校で陸上部顧問の投げた“砲丸”が生徒の頭直撃 見学中の1年生で頭蓋骨陥没骨折の重傷

上市町の上市中学校で、2日陸上部の部活動中に顧問の教諭が投げた砲丸が生徒の頭に当たりました。
生徒は頭の骨を折る大けがです。

上市町教育委員会によりますと、2日午後4時半ごろ、上市中学校のグラウンドで陸上部の20代の顧問が見本を示そうと重さ4.5キロの砲丸を投げたところ、見学していた1年生の頭に当たりました。

生徒は救急搬送され、頭蓋骨陥没骨折で3日も集中治療室で治療を受けています。

砲丸投げの練習はグラウンドの砂場で行われ、周囲に安全ネットなどはなく、上市町教育委員会は「周囲全員への注意が不十分だった」としています。

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