北海道旭川市で女子高校生が橋から川に落とされ殺害された事件で、旭川地検は21歳の女を殺人などの罪で起訴し、19歳の女を家庭裁判所に送致しました。
旭川市の無職、内田梨瑚被告21歳は、4月、留萌市の当時17歳の女子高校生を旭川市郊外の神居大橋から川に落として殺害した罪などで3日起訴されました。
起訴状などによりますと、内田被告は自分のラーメンを食べている画像を女子高校生に無断でSNSに使用されたことに因縁をつけ、およそ4時間にわたり車で連れ回したり暴行を加えたりしました。
そして、現場の橋では女子高校生を欄干部分に座らせて謝罪させているのを動画で撮影したほか、「落ちろ」「死ねや」と言うなどして橋から落下させたということです。
内田被告は、逮捕段階では「女子高校生を橋に置いてきた」と殺害を否認していましたが旭川地検は認否を明らかにしていません。
一方、一緒に殺人などの疑いで逮捕された19歳の女は家庭裁判所に送られました。