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20年ぶりの「新紙幣」発行。一方、新紙幣への対応に苦慮する事業者も…。
「ラーメンブタイチ」は、愛媛県松山市内に4つの店舗があり、いずれも券売機を使用しています。
しかし、新紙幣の導入までに機械の更新などの対応が間に合わなかったということです。
上田武利店長
「新札対応しなければ営業できないので、どんどん新札になってくると思うので、しょうがないというか」
この店舗では現在、新紙幣へ対応ができるように券売機の改造を業者に依頼していますが、完了する時期は未定ということです。
店によりますと、券売機を新しいものに入れ替えた場合、1台あたり150万円から200万円の費用が掛かるということで、大きな負担になると話します。
上田武利店長
「食材の原価もどんどん物価が上がっているので、色んなものが値上がりしている中なので、正直ちょっとしんどいところはある。今後、値上げも検討していかないといけないのかなとは思う」
このラーメン店では、券売機の改造が完了するまでの間、客が新紙幣を使用する場合は、店員が旧紙幣に交換して対応していく方針です。