【レスリング】元木咲良、桜井つぐみが草津で男子グレコトップ勢と追い込み

パリ五輪レスリング女子62キロ級代表の元木咲良

パリ五輪レスリング女子57キロ級代表の桜井つぐみ、同62キロ級の元木咲良(ともに育英大助手)が群馬・草津町で1日から行われている日体大、育英大、自衛隊の合同練習に参加。男子グレコトップ勢と全く同じ練習に臨んでいる。

厳しい練習で知られる日体大の草津合宿が、今年は合同で実施された。昨年も3日間だけ参加した元木は「あまりにきつくて、もう絶対に行かないと思った」ほど。今年は1週間に増えたが、音をあげることなく意欲的に汗を流している。

今回、男子は上半身のみで攻める力自慢のグレコ勢が中心とあって「外国人選手では力ずくで来る選手がいるので、想定した練習を受けてもらっている」(元木)と外国人対策も積極的。桜井も男子グレコローマン60キロ級代表で東京五輪銀メダルの文田健一郎(ミキハウス)と手合わせ。パリ五輪に向け、垣根を越えて強化に臨んでいる。

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