刑務所や少年院を出所する人の雇用を促すためのセミナーが、さいたま市内で開かれました。
セミナーは、刑務所や少年院を出所した人たちの就労の現状を多くの企業に知ってもらおうと企画されました。
3日は、関東・甲信越・静岡の合わせて32の施設と企業およそ40社が参加しました。
セミナーでは、施設の就労支援の担当者が、現在の受刑者の特徴などを説明しました。
また、出所後に就職し、一定の年数、仕事が続けられる人の割合などを紹介しました。
参加した企業の代表者は、配られた資料に目を通したり、施設の担当者と話したりして、今後の採用に向けて情報交換を行っていました。