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地元の水産業について理解を深めようと、岩手県宮古市の中学生がウニの殻むきを体験しました。
3日は田老漁港で、田老第一中学校の1年生22人が地元の漁協職員から、磯焼けの影響でウニの収穫量が年々減少していることや、その対策として、前の年の10月に間引きしたものを水槽で育て通年出荷をしていることなどについて説明を受けました。
この後生徒たちは実際に水槽からウニをすくい上げ、殻むきに挑戦しました。
田老第一中学校では毎年、ウニの殻むき体験を通じてふるさとの水産業について学 んでいます。
(生徒は)
「おじいちゃんの手伝いでやったことはあったんですけど、自分自身でやるということはなかなかないことなので、貴重な体験だと思いました」
生徒たちは、殻むきをした新鮮なウニを味わい、地元の水産物を身近に感じていたようでした。