【樋口陽一記者】
「樋口一葉から津田梅子に、新札はそれぞれ肖像も変わりました。」
「それでは時間になりましたので、新紙幣への両替を。開始させていただきます」
福島市の東邦銀行本店では、県内で最も早い午前11時から新しい紙幣への両替が始まりました。
窓口には次々に人が訪れ、さっそくこれまで使い慣れたお札を新しい紙幣に交換していました。
両替に訪れた人は「今までに見たことなかったお札なので、良いなと思いました。」「裏側すごい素敵ですね。何かほんと、見れば見るほど使いたくないですね。飾っておきたいくらいね。」などと話していました。
東邦銀行本店では3日、新しい紙幣を両替用に6000万円分用意。
午前11時から午後3時までで、200人余りが訪れ、総額1100万円ほどを両替したということです。
東邦銀行の山田浩司さんは「最近はキャッシュレスなんかも進んでおり、現金のニーズは以前ほど多くはないと思っていたんですが、新紙幣ということでこれほど注目があるとは、ちょっと想定外でした。」と話していました。
東邦銀行では、しばらくの間新しい紙幣は窓口での両替で対応し、ATMで使う紙幣は流通状況を見ながら切り替えていくということです。