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中国・河南省の農村部で、バーベキューの準備をする男性たちが、ガスボンベからガスを出し木炭に火をつけていると、突然、ホースの先が大爆発。
ガスボンベ本体に引火すればあわや大事故になりかねない危険な場面をカメラが捉えていました。
バーベキューに使うコンロに木炭を並べ、火をつけようとする男性たち。
1人の男性がガスボンベの元栓を開け、ノズルをコンロに向けますが、「ライターで火をつけたらいけるよ」「ガスを出しているだけじゃん!」などと、慣れていないのか、なかなか火をつけられません。
するとその様子を見かねた男性が「俺が火をつけてやるよ」と、仲間の手を借り、ようやく着火。
準備が整ったかと思われた次の瞬間、手に持っていたホースが大炎上したのです。
男性たちは慌てて外に避難。
1人の男性がガスの元栓を閉めたことで、ようやく火は止まりました。
幸い、けが人は出ませんでした。
現地メディアは、こうしたバーベキューなどでの火の取り扱いについて注意を呼び掛けていますが、一体なぜ、ホースが炎上したのか。
映像を確認した日本の製品事故の調査機関「NITE」によると、「爆発のあとにホースが二股のようになっているので、連結部分からガスが漏れて、火がついて、爆発による勢いでホースが裂けた可能性が考えられます」とのことです。
もうすぐ夏の行楽シーズンを迎える日本。
“ガスボンベから直接”は、あまり見かけない光景ですが、火の取り扱いについて「NITE」は「中国のこの事例とは違いますが、一般的なバーベキューをする時の注意喚起について、日本でも行われています」と話しています。
火の取り扱いには、くれぐれも注意が必要です。