やす子、ホラーや絶叫系の仕事はNG 七夕の願いを問われ「この世からドッキリの仕事がなくなりますように」

映画『きみの色』ジャパンプレミアに登壇したやす子【写真:ENCOUNT編集部】

映画『きみの色』ジャパンプレミア

お笑い芸人・やす子が3日(水)、都内で行われた映画『きみの色』ジャパンプレミアに登壇。7月7日の七夕にちなみ、「願い事」を問われるコーナーでは「“この世から”ドッキリの仕事がなくなりますように」と回答した。

本作は「アヌシー国際アニメーション映画祭2024」にて行われたプレミア上映で、異例の上映前のスタンディングオベーションで監督を迎えるほどの大熱狂ぶりを見せたほか、「第26回 上海国際映画祭2024」では「金爵賞アニメーション最優秀作品賞」を受賞。世界の著名な2つの映画祭で、監督への関心度の高さをしてしている。

そんな世界から注目が集まる作品で初の声優デビューを飾ったやす子は、自身のキャラクターを「自分はさくちゃんという役を演じたんですけど、もちっとしてて優しくて愛嬌があって、こういう友達いたら癒されるよね~っていう存在」と説明。

続けて作品の魅力について「思春期に観たらぶっ刺さりそうですし、大人になって観ても『こういう時期あったな』とめちゃくちゃ共感できる。映画を見終わった後に普段は素直に言えない感謝とかを伝えたくなると思うんです」と紹介しつつ、「だから私もこの映画を観終わった後にマネジャーさんに素直になろうと“おやすみください”と伝えました! 今のところ(休みは)ないですね。はい~」と明かし、会場を笑わせた。

また、山田監督の大ファンだというやす子。「『けいおん』がきっかけでギターを始めて、キャラクターのピックとかも集めたりしていたので、めっちゃくちゃうれしかったです。と同時に、本当に好きだからこそ、自分のような素人の芸人がこんな偉大な作品に入っても良いのかなと思ったんですが、アフレコのときも優しく『自由にやって』と言われたのがのびのびとやりやすかったです」とアフレコ時を振り返り、「ここでは一切ボケれません!」と念を押した。

一方、海外での反響についても「すでに正解で評価を受けている作品に関われていることが嬉しいですし、この感動をみなさんと味わえたことも感動です」と喜びをにじませ、「世界ではとにかく明るい安村さんが先を行っているので、打倒! とにかく明るい安村さん! トニー(とにかく明るい安村の海外名)を越えようということで、みなさん応援よろしくお願いします!」と呼び掛けた。

そのほか、トークセッションで七夕にちなみ、「願い事」を問われると、「“この世から”ドッキリの仕事がなくなりますように」と回答する一幕も。「ホラー系やジェットコースターのドッキリはNGにしているんですけど、マネジャーが入れてきやがるんですね。なので、短冊に書いたらかなうだろうと思って書かせていただきました!」と懇願し、「この間も爆破されました」と日々の苦労を吐露していた。

ジャパンプレミアにはやす子のほか、鈴川紗由、髙石あかり、木戸大聖、寿美菜子、監督の山田尚子も登壇した。ENCOUNT編集部

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