2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。 ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。 シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
38歳・年収520万円男性の積立投資の取り組みと運用成績は？
今回は岐阜県に住む38歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
家族構成
本人（38歳）、母（68歳）
金融資産
年収：520万円 金融資産：現預金1800万円、リスク資産600万円
リスク資産の内訳
・投資信託：30万円 ・日本株：300万円 ・仮想通貨：180万円 ・債権：90万円
積立投資実績
（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載） ・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド／NISA：2021年から NISAで2021から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。 現在の投資額は、2021年から始めたNISAでSBI・V・全米株式インデックス・ファンドに「月1万円」程度で積み立てしているとのこと。 運用実績については「元本30万円→運用益込32万2000円」と利益が出ている様子。 「NISAに関しては、開始直後からじりじり投資信託の分配金から利益が出ており、おおよそ2年ちょっと程度になりますが、現在の数字程度にはゆっくりと利益が出ています」と成績を語る投稿者。 「積み立て投資をしていったことによってうまく分散してリスクを避けられるようになっており、3年目に入った現在、2万円ちょっと程度ですがお金を増やすことができています」とコメント。
38歳・年収520万円男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？
積立投資を始めてよかった点として、「ゆっくりとではありますが、資産が増えているところです」と回答。 引き出す時期は「現在株価は上がっているので、そろそろ頭打ちになってきたなと思ったら引き出そうと思います」とのこと。 いっぽうで、「あまりすぐに大きな資産を得られる方法ではないので、もっと稼ぎたいときには不向きだと思いやめそうになりました」と悩んだこともあると振り返ります。 投資に対するご自身の習性を伺うと、「たまに大きく上がった株を買いたくなるのと同時に、幾分から安定的な資産を購入してリスクを分散させています」とコメント。 これから投資を始める方へのアドバイスとして、「積み立てになると投資はじっくりという感じになりますので、あせらず育てる感じでやるとちょうどいいでしょう」とのことです。 新NISAについては、「積み立てに使えたらいいかなという感じで利用予定を立てています」と語られていました。 ※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません ※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします (文:あるじゃん 編集部)
