木戸大聖、声優初挑戦で「あの可愛さをみて欲しい」 アピールポイント明かす

『きみの色』ジャパンプレミアに浴衣姿で登壇した木戸大聖【写真:ENCOUNT編集部】

映画『きみの色』ジャパンプレミアに浴衣姿で登壇

俳優の木戸大聖が3日、都内で行われた映画『きみの色』ジャパンプレミアに浴衣姿で登壇。声優初挑戦となった本作での思いを語った。

本作は「アヌシー国際アニメーション映画祭2024」にて行われたプレミア上映で、異例の上映前のスタンディングオベーションで監督を迎えるほどの大熱狂ぶりを見せたほか、「第26回 上海国際映画祭2024」では「金爵賞アニメーション最優秀作品賞」を受賞。世界の著名な2つの映画祭で、監督への関心度の高さをしてしている。

木戸は今回が声優初挑戦となったが、「僕が演じる影平ルイという役はすごく物静かで優しい男の子なんですけど、二人と出会って、仲間と出会って音楽をやるルイくんが少年のように無邪気になるあの可愛さをみて欲しい」とアピール。さらに、作品の魅力についても「僕たちも早めに完成したものを見させていただいた時に、始まった瞬間に会場ごと包み込むような『きみの色』の世界観に染まるような瞬間を未だに覚えている。その最初の感じから、最後に渡ってずっと音楽と色によって出来上がる『きみの色』の世界というのを、楽しんでいただけたらうれしい」と語った。

また、ニュースで賞が発表された瞬間の映像を見たという木戸。「改めてその時に海外の方にも刺さって、見てもらえたというのを、ニュースを見て実感が沸いた」と明かし、改めて山田監督に対し、感謝と祝福の言葉を送っていた。

一方、浴衣姿で登場した木戸はトークセッションで七夕にちなみ、「願い事」を問われると、「大きな花火を打ち上げたい」と夏らしい願い事を披露。「本当に打ち上げるということではなく、仕事でもプライベートでも大きなものをいっぱい作りたいですし、夏ですのでこういうことを書かせていただきました」と自身の抱負に目を輝かせた。

「上海国際映画祭2024」で「金爵賞アニメーション最優秀作品賞」を受賞するのは、日本作品では5年ぶりの快挙。会の最後では映画『きみの色』が全世界209の地域での配給が決定したことが発表された。ENCOUNT編集部

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