解説の杉谷拳士氏が「太一、頑張れ!」と思わずゲキ ヤクルト・山野が七回1死で足をつるアクシデントも三者凡退 7回3失点で降板

 力投する山野(撮影・開出牧)

 「DeNA-ヤクルト」(3日、横浜スタジアム)

 ヤクルト先発の山野が3-3の七回1死、足がつるアクシデントがあった。先頭の宮崎を右飛に打ち取った直後に異変を訴え、ベンチから伊藤投手コーチとトレーナーがマウンドへかけつけた。

 山野は届けられたペットボトルで水分を取りながら、左ふくらはぎ付近をさするような仕草を見せた。その後、タオルで大粒の汗をぬぐって続投。佐野を三邪飛、伊藤を右飛に打ち取った。CS放送のテレビ中継で解説を務めた杉谷拳士氏は「太一、頑張れ!」と思わずゲキを飛ばし、直後に「すいません。感情が入ってしまって」と謝罪した。

 山野はその裏の打席で代打を送られて降板。初回に牧に先制3ランを被弾したが、7回3安打3失点、99球の力投だった。

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