ラファなど空爆で10人以上死亡、情報に基づく作戦とイスラエル軍

Nidal al-Mughrabi Mohammad Salem

[カイロ/ガザ 3日 ロイター] - イスラエル軍は3日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファを再び攻撃。中部と北部でも攻撃を行い、保健当局によると少なくとも12人が死亡した。

イスラエル軍は、ラファで情報に基づく標的を絞った作戦を引き続き実施し、イスラム組織ハマスの拠点数か所を破壊し、戦闘員を殺害したと発表した。

ハマスの軍事部門は、ラファでイスラエル軍の戦車2両を砲撃し、ガザ市東部郊外のシェジャヤでも砲弾を発射したと述べた。

保健当局などによると、ガザ中部マガジ難民キャンプでは、イスラエル軍の空爆でパレスチナ人5人が死亡、シェジャヤでは4人死亡、17人が負傷した。南部ディール・アル・バラでは車が空爆され3人が死亡した。

ディール・アル・バラは、他の地域から避難を余儀なくされた数十万人のパレスチナ人が集まり、深刻な飲料水不足など人道的に危機的状況にある。

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