日米“高校生外交官” 7月に県内高校生2人参加 平和や環境問題をディスカッションし交流《長崎》

高校生外交官として7月、アメリカを訪問する2人が3日、大石知事を表敬訪問しました。

アメリカを訪れるのは長崎南山高校3年の原田 晋之介さんと創成館高校3年の黒田 美也さんです。

2人はAIG損害保険会社が国際的な人材の育成を目指す「高校生外交官プログラム」に7月14日から参加。

ホワイトハウスや議会議事堂などを訪れるほか、現地の高校生と平和や環境などをテーマにしたディスカッションなどを通し、交流を深めます。

(創成館高校 黒田 美也さん)

「世界的に問題になっている環境問題や気候変動にどのような意見や考えを持っているのかをともに話し合って一緒に未来をつくりたい」

原田さんは、広島と長崎で二重被爆した故・山口 彊さんを曾祖父に持つ被爆4世で、小学生のときから“紙芝居”を通した継承する活動を行ってきました。

(長崎南山高校 原田 晋之介さん)

「アメリカの学生たちが思う原爆、戦争に対する思いを通し私の国際的な平和活動につなげていきたい」

プログラムでは日本とアメリカ双方で高校生を受け入れていて日本からは原田さん、黒田さんを含む20人が選ばれています。

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