パリ五輪でのメダル獲得へ…DF関根大輝は攻撃面での貢献誓う「目に見える数字を目標に」

パリ・オリンピック2024(パリ五輪)に臨むU-23日本代表に招集されたDF関根大輝(柏レイソル)が、本大会へ向けた意気込みを語った。

現在21歳の関根は静岡学園高校と拓殖大学を経て、今年3月に柏とプロA契約を締結。今シーズンは右サイドバック(SB)を主戦場にここまで公式戦17試合に出場。U-23日本代表としては、パリ五輪の出場権をかけたAFC U23アジアカップ カタール2024で、グループB第3節の韓国戦を除く全5試合にフル出場を果たした。

本大会の登録メンバー18名に名を連ねたことについて「ホッとしたというのと、非常に嬉しい気持ちでいっぱいでした」と率直な思いを明かした関根は「この大会で活躍すれば人生が変わると思いますし、A代表が見えてくると思うので、まずはこの大会に集中し、自分の持っている力を出して、活躍していきたいなと思います」とコメント。自身のプレーの特徴についても触れつつ、本大会への意気込みを次のように示した。

「僕の特徴であるクロスや攻撃参加をしっかり出して、日本の勝利に貢献できるように頑張りたいです。個人としてはアシストだったり目に見える数字を目標にしてやっていきたいと思いますし、チームとしてはメダルを取りに行くので、メダルを取って日本に帰ってきたいと思います」

年齢制限のないオーバーエイジ枠が未招集となったことについては「僕もみんなの特徴をわかっていますし、みんなも僕の特徴をわかっていると思うのでプレーしやすいですし、前のアジアカップで一体感も高まりました」と前置きしつつ、「そういう意味で本当にやりやすい良いチームなんじゃないかなと思います。とにかく明るく元気にやっていきたいです」とU-23世代のみでの戦いにも自信をのぞかせた。

また、柏のチームメイトでもある細谷真大もメンバーに名を連ねたことについては「2人で五輪に行けるのは嬉しいですし、同時に結果を残さないといけないので、そこにこだわりながら日本の勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」と喜びを語った。

U-23日本代表は現地時間17日にティエリ・アンリ監督が率いる開催国のU-23フランス代表と国際親善試合を行い、24日にグループD初戦のパラグアイ戦に臨む。

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