バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督が3日、都内で取材に応じ、東京五輪以来の代表招集となった八村塁(レーカーズ)について「すごくいいエネルギーで練習している。明るいし、日本のバスケを勉強したいからいろいろ質問してくる」と好印象を語った。
5、7日には、国内最後の公式戦として韓国との国際強化試合(東京・有明アリーナ)が行われる。現在は代表“候補”16人が名を連ねており、この2試合を通して4人が削られ、五輪メンバー12人が確定する。サバイバルとなる戦いに、指揮官は「ラストチャンス。この2ゲームが勝負とみんな分かっている」と話した。
この日は壮行会が行われ、コンディション調整だった八村を除いた男子15人、女子日本代表12人の計27人の選手が出席。21年東京五輪まで女子を率いたホーバス監督にとっては、山本麻衣(トヨタ自動車)を除いて全選手が“教え子”だった。「すごくない?素晴らしいよね。男子と女子の選手が話して最高だった。楽しかった」と頰を緩ませた。