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『新宿野戦病院』第1話あらすじ完全版
ここは新宿・歌舞伎町。
【写真12枚】病院の救世主!?『新宿野戦病院』第1話を写真で振り返り!
NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)が海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影していると、額から流血しているホストのマモルと遭遇。マモルは救急車に乗せられた。
その後も動画の撮影を続けていた南は、泥酔しながらゴミ箱に頭から突っ込み、気を失った女性を見かけ、さらに救急車を1台呼ぶ。
その頃、歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」では、美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀) が内科・小児科の横山勝久(岡部たかし)、泌尿器科・性病科の田島琢己(馬場徹)、そしてなぜかそこにいる歌舞伎町交番・地域課の岡本勇太(濱田岳)と“ギャラ飲みとパパ活の違い”について談笑していた。
そこへ救命依頼の電話が鳴り、経理担当・白木愛(高畑淳子)が電話を取り、受け入れを許可する。看護師長・堀井しのぶ(塚地武雅)も賛同。
外科医不在のため、受け入れ拒否と駄々をこねていた享の前に、流血したマモルが運ばれてくる。
さらに、泥酔していた女性、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)も南に付き添われ搬送されてきた。
病院の売却について口論が続く
処置そっちのけで、美人である南と挨拶を交わす享だったが、そこへ元外科医で院長・高峰啓介(柄本明)と啓介の一人娘でソーシャルワーカー・高峰はずき(平岩紙)がやってくる。
啓介はマモルの処置を開始。横山はヨウコの様子を確認しつつ、岡本はヨウコの身元を確認するため、持ち物を確認する。2人の乱暴な確認で南は怒りを露にするが、白木によって病院の外へ出されてしまった。
翌朝、朝食時に享の父で不動産コンサルタント・高峰啓三(生瀬勝久)がやってきて、享と共にここの土地を売却、またはここを美容クリニックにするよう諭すが、啓介は断固として反対。
一方、昨日の泥酔女性・ヨウコが目覚め、意識を失っている間に享に襲われたと言い張っていた。
そこに岡本がやってくる。岡本は、昨日、逆にヨウコが病院で暴れている姿を動画で撮影しており、享の疑惑は晴れたが、彼女は診療費を払わず帰っていった。
そんななか、売却についての啓介と啓三の口論は続き、聖まごころ病院は、今月中に外科医が見つからなければ、ここを売却するか、美容クリニックにするという選択を迫られる。
難民申請が通っていないムハマドが病院へ!
享は、昨日会った女性・南が気になり、NPO法人「Not Alone」 の相談所を訪れた。南から困っている人に手を差し伸べる活動をしていることを聞かされて、“虚しくないのか?”と単純に疑問を聞く。南は、“この社会は平等じゃないから虚しくない”と回答した。
社会は平等だと感じていた享は、他の医師たちと、なぜかそこにいる岡本とその会話についての疑問を話すが、岡本だけは、堀井が男ではないかという別の疑問を感じていた。
その日の夜、男性・ムハマドの自転車乗り捨てを注意する駐輪場警備員・加地。
その時、フードをかぶった黒ずくめの男数名が駐輪場の精算機を破壊しているところにも遭遇。その男たちから暴行を受けた加地は、それがきっかけで、雇用主に解雇を告げられてしまう。
ある日、ヨウコは聖まごころ病院を再度訪れる。
海外医師免許があり、元アメリカ軍隊病院で働いていたヨウコ。病院の救世主かと思えたが、日本での医師免許がなく、ここで働くことはできなかった。
そこに、南から享に電話が入る。南は銃で撃たれ出血しているムハマドを処置してほしいと懇願するが、享は外科医がいないので対応できないと拒否。しかし難民申請が通っていないムハマドは、他の病院行ったら、そのまま強制送還されてしまうと南は言う。
そのムハマドたちの様子を見ていたヨウコは、南と共に聖まごころ病院へ向かった。
ムハマドを助けるため処置をするヨウコだが…
動揺している享を含め病院の医師たちを横目に、ヨウコは転院ではなく、時間がないからとここで手術をすると伝え、お腹の切開を始める。
そして、ムハマドと同時に急性アルコール中毒としてまごころに運ばれてきた加地。ヨウコのアドバイスで、加地の頭をスキャ ンで確認すると、急性硬膜下血腫だと判明した。
ムハマドの処置が落ち着くと、ヨウコは加地の手術も開始。そんななか、警察の調べによって、ムハマドを銃で撃ったのが加地だと判明する。
意識が戻ったムハマドは、お金もなければ保険にも入っていない、在留資格もない自分をなぜ救ったのかヨウコに問う。「それは、私が医者だから」と答えるヨウコ。
しかしムハマドは連行されて国に送り返されることになったという。
それを聞いて享は “虚しくないのか”とヨウコに問うが、ヨウコは医者が考えることではないと話し、「平等に助ける。平等に、雑に、助ける。それが医者」と答えた。
そしてヨウコは聖まごころ病院に住み込みで働くことになったのだった。