何立峰氏、日本経済界訪中団と会見 対中投資を歓迎

1日、北京の人民大会堂で日本国際貿易促進協会の河野洋平会長が率いる日本経済界訪中団と会見した何立峰共産党中央政治局委員・副首相(右から3人目)。

 何立峰共産党中央政治局委員・副首相は1日、北京の人民大会堂でスイスのギー・パルムラン経済・教育相、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長が率いる日本経済界訪中団とそれぞれ個別に会見した。

 何氏はパルムラン氏との会見で次のように述べた。スイスと共同で両国指導者の重要な共通認識〈コンセンサス〉をしっかりと実行に移し、経済貿易分野における実務協力を深化・拡大し、貿易投資の自由化・円滑化水準を高め、中国スイスの革新的戦略パートナーシップを絶えず前進、発展させていきたい。パルムラン氏は中国との貿易・投資協力を強化し、両国の経済貿易関係を新たな段階に引き上げたいと述べた。双方は現在の経済情勢についても意見を交換した。

 何氏は、河野氏率いる訪中団との会見で国貿促成立70周年に祝賀の意を表し、同協会が橋渡し役としての役割をよりよく果たし、これからも中日友好の実践者、中日互恵協力の促進者、グローバル産業チェーン・サプライチェーン安定の擁護者であり続けることを希望しているとし、中国はハイレベルな対外開放を揺るぎなく推進しており、日本企業が中国への投資と協力をさらに拡大することを歓迎すると述べた。河野氏は、引き続き日中間の経済貿易往来の促進に尽力し、日中友好事業のために新たな貢献をしていくと述べた。〔北京7月2日発新華社=中国通信〕

© 株式会社中国通信社