「マルモのおきて」から10年ぶり再共演が実現!映画『はたらく細胞』人間の父娘役に阿部サダヲ&芦田愛菜

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大のスケールで描く映画『はたらく細胞』。先日製作発表会が行われ、発表された関連ワードが当日のX トレンドを席巻した今大注目の本作より第二弾キャストを解禁!

そんな人間役を演じる、第二弾キャストとして人間の父娘役の阿部サダヲ&芦田愛菜の出演が解禁!社会現象となった大ヒットドラマ「マルモのおきて」のスペシャル版「マルモのおきて スペシャル2014」以来、実に10年ぶりに父と娘として共演を果たした。

久々の共演について、阿部は「娘役の芦田愛菜さんとは久しぶりの共演で、以前は「愛菜ちゃん」って呼んでいたのですが、いまや「芦田さん」ですね(笑)以前とは全然違っていて、とても大人になった感じがしました。昔から演技もお喋りもお上手でしたが、今回共演して、改めて感心しました。どんどんスキルが上がっている俳優なんだなと、実感しました。」とコメント。

芦田は「阿部さんと久しぶりに共演することができて、とても嬉しかったです。掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感の中でお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです。」とお互いに再会を喜んでいる。

武内英樹監督は、阿部のキャスティングについて「原作では体内のお話だけですが、映画では体の持ち主である、漆崎親子のドラマも描くことになり、不健康な父親をコミカルに演じていただける方、ということですぐに思い浮かんだのが阿部さんでした。」と語り、芦田に関しては「不健康な父を気遣うしっかり者の高校生の娘役は、かねてからこんな娘がいたらいいなと思っていた芦田さんにオファーしました。また、10年ぶりに芦田さんと阿部さんが共演して、成熟した親子像を見られたら夢のようだ、とお二人とご一緒するのを楽しみにしていました。」と、二人の共演を楽しみしていたと明かす。

二人への演出について、「お二人のお芝居を演出していると、昔の関係性と今の関係性がオーバーラップして、本当の親子みたいで胸が熱くなりました。芦田さんは、等身大の女子高生らしさも、父親思いのしっかり者の日胡もリアリティをもって演じてくださり、阿部さんは、そんな娘の笑顔のために全力を尽す茂を、チャーミングに演じてくださいました。細胞たちの活躍だけでなく、漆崎親子のドラマにもご期待ください。」と感想を語る。

実写化について、阿部は「体の中の細胞たちの働きが分かりやすく描かれるので、出演して非常に勉強になりました。原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います。実は、細胞役を演じられた俳優の皆さんとは撮影でお会いすることができなかったので、どういう世界観になっているのか、完成した作品を観るのがとても楽しみです。」と、共演シーンがなかった、自身の細胞たちへも期待の声をあげた。

出演オファーについて、元々作品を知っていたという芦田は、「原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとても嬉しかったです。細胞たちの特徴や擬人化のされ方などが知れば知るほど、あっ!そうだよな、なるほどな、と思うところがすごく多かったです。」と出演が決まった際の喜びを語った。

今回発表となったキャラクタービジュアルでは、満面の笑みの茂と明るく健康的な日胡の笑顔が描かれている。それぞれの背景には劇中のキーアイテム、茂が大好きなビールと、日胡が大好きな水族館の魚が浮かんでいる。さらに最新予告編映像では、親子のいつもの朝の食卓から、日胡の体内の世界へとカメラが移動。赤血球、白血球(好中球)コンビが印象的なセリフと共に登場。そして最後のオチは、大きいほうが漏れそうな茂がトイレに駆け込むも、まさかの満室!茂の体内(肛門)に未曽有の危機が訪れる⁉…という場面で幕を閉じる。阿部が「一番の見せ場だと思って力を入れました」と語るこの場面は、まさに武内監督ならではの大爆笑シーンとなっている。

『はたらく細胞』
12月13日(金)

出演:永野芽郁 佐藤健
芦田愛菜/阿部サダヲ

監督:武内英樹

原作:清水茜『はたらく細胞』(講談社「月刊少年シリウス」所載)
原田重光・初嘉屋一生・清水茜『はたらく細胞BLACK』(講談社「モーニング」所載)

配給:ワーナー・ブラザース映画

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