富山・滑川高生開発、第2弾は「カカオコーラ」 富山のチョコ専門店で4日から販売

看板を手に開発したコーラを紹介する(左から)中松さん、山田さん、時女オーナー

 滑川高校(富山県滑川市加島町)の薬学部の3年生2人がカカオ豆を使って開発したクラフトコーラの完成発表会が3日、富山市総曲輪のチョコレート専門店「Humming Bird(ハミングバード)」(時女(ときめ)宗久オーナー)で開かれた。同店で4日から販売する。カカオの風味を際立たせられるよう、スパイスの配合にこだわった。

 コーラは同店とのコラボ企画の第2弾で、山田梨央さんと中松瑞希さんが開発した。2人が昨年考案した第1弾のオレンジ風味のコーラは、1年間で千杯以上を売り上げる人気商品となっている。

 今回はチョコレート専門店らしいコーラを作ろうと、カカオ豆を砕いたカカオニブを使用。シナモンやクローブなどのスパイスと桃を配合し、カカオの甘みと匂いが引き立つ味に仕上げた。

 店内には2人が描いた看板も設置。山田さんと中松さんは「再現性のあるレシピにすることに苦労した。コーラを飲んでリラックスしてほしい」と話した。

© 株式会社北日本新聞社