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[ワシントン 3日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が3日発表した全米の世論調査で、先週の大統領選討論会以降、トランプ前大統領がバイデン大統領に対しかなりのリードを築いたことが分かった。
NYTと米シエナ大学による調査では、11月の大統領選で投票する可能性が高いとみられる登録有権者の間でトランプ氏の支持率が49%と、バイデン氏(43%)を6ポイント上回った。同調査でトランプ氏が記録したリードとしては2015年以来の大きさ。全登録有権者の支持率ではトランプ氏が9ポイントリードした。
WSJの調査でもトランプ氏が6ポイント差でバイデン氏をリード。2月の調査でトランプ氏のリードは2ポイントだった。
いずれの調査でも、81歳というバイデン氏の年齢が支持率に影響していることが示され、WSJの調査では約8割がバイデン氏は2期目を目指すには高齢すぎると回答。
NYTの調査では黒人有権者や、依然バイデン氏に投票すると答えた人も含めあらゆるデモグラフィック(年齢や人種などの属性)の大部分が、バイデン氏は大統領として効果的な仕事をするには高齢すぎると答えた。
WSJの調査は6月29日─7月2日に登録有権者1500人を対象に実施。NYTの調査は同1532人を対象に6月28日─7月2日に実施した。