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ライアン・レイノルズによると、『デッドプール』第3弾は低予算のロードトリップコメディになるところだったという。数々のアイデアが出される中、ライアン演じる主役のデッドプールことウェイド・ウィルソンが、おなじみのタクシー運転手ドーピンダー(カラン・ソーニ)と繰り広げるドタバタ劇の案もあったが、結局は『デッドプール ウルヴァリン』に決定したとライアンが語った。
エンターテイメント・ウィークリー誌にライアンはこう明かす。「特殊効果のない低予算映画だった」「僕とドーピンダーが話しているだけで、2人の道中で起きることを描いたロードトリップだったよ。それが一番変なアイデアだったかな。気に入ってたけどね。けっこう面白かったよ」
一方ライアンは、フォックスとディズニー合併のニュースを聞いた際は、「デッドプール」シリーズは終了したと思っていたそうで、「またデッドプールを演じることになるとは思わなかった」「今まで公の場で言ったことはなかったけど、ああいうキャラクターが(マーベル・シネマティック・ユニバースの)あの世界観に合うのか分からなかった」と続けた。
そんなライアンは先日、ショーン・レヴィがいなければ『デッドプール ウルヴァリン』を作ることはなかったと明かしていた。
2021年の『フリー・ガイ』、2022年の『アダム アダム』でタッグを組んでいたレヴィ以外の監督と『デッドプール』新作を作るつもりはなかったそうで、レヴィはデッドラインに「互いにもういい歳だから、本当にいいものに出会ったら手放すべきでないことは分かってる」「だから『フリー・ガイ』から『アダム アダム』につながり、『アダム』の撮影期間にライアンから、僕以外の監督と『デッドプール3』を作る気がないって言われたんだ」と説明していた。