パブ無許可営業疑いで52歳再逮捕 伊達署、名義貸し容疑53歳逮捕

 伊達署は3日午前、風営法違反(無許可営業)の疑いで、福島県福島市入江町、会社役員の男(52)=入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕=を再逮捕した。また、風営法違反(名義貸し)の疑いで、福島市田沢字桜台、無職の男(53)を逮捕した。

 52歳男の再逮捕容疑は2022年3月10日~今年6月12日、県公安委員会の許可を受けず、伊達市保原町のフィリピンパブで、同店で働くダンサーに客の接待を伴う営業をするなどした疑い。

 53歳男の逮捕容疑は同期間中、自分の名義で52歳男に同店の風俗営業をさせた疑い。

 同署によると、52歳男は容疑を否認しているという。両容疑者は知人関係にあったとみられ、同署は交流サイト(SNS)などでつながり、離合集散を繰り返す集団「匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)」の関与を含めて調べている。同署は県警組織犯罪対策課、機動捜査隊と捜査した。

 入管法違反、処分保留

 福島地検は3日、52歳男の入管難民法違反(不法就労助長)の容疑について処分保留とした。また、同地検は入管難民法違反(資格外活動)の罪で、同店で働いていた3容疑者を起訴した。

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