ブラジルで1年間交換留学へ、京都府福知山市の高校生が決意「信頼築き、日本の文化伝えたい」

ブラジル派遣への意気込みを語る吉見さん(福知山市役所)

 福知山西南ロータリークラブは、青少年交換学生として7月中旬から1年間、京都府福知山市の高校生をブラジルへ派遣する。対象の福知山高2年の吉見由雅さん(16)が1日、市役所を訪れて意気込みを語った。

 吉見さんは、サンパウロ市のホストファミリーの元で生活し、現地の高校に通って地元の人々と交流を深める。中学まで熱中していたサッカーの本場への派遣に、「高校ではサッカーのクラブに入りたい。信頼関係を築き、日本の文化を伝えていきたい」と決意を述べた。

 大橋一夫市長は「交流を通じ、これまでと違った価値観を養い、人生に生かしてほしい」と激励した。

 また、同クラブは交換学生として8月中旬から1年間、アメリカから男子高校生1人を受け入れ、福知山淑徳高に通ってもらう。

© 株式会社京都新聞社