背骨を整えて体と心を健康に! 体の「芯」整えヨガで心地よく体を動かす!

By FYTTE 編集部

FYTTEのファンコミュニティ「Fan!Fun!FYTT」主催の4月ボディメイク部では、『しなやかでいつまでも動ける体づくりを目指そう! 体の「芯」整えヨガレッスン』をテーマに、ヨガインストラクターの金 知佳さんを講師にお招きしました。これまで脚、骨盤と体を整えてきましたが、第3回目は、「背骨を整えるヨガ」に挑戦! 早速その一部をレポートしていきます。

体がリードするように背骨を整える!

「今回のテーマは“背骨を整えるヨガ”です。みなさんはふだん、背骨を意識して動くことはありますか? よくあるのは、猫背や反り腰など姿勢に対する気づきから、背骨にも意識が向くことです。

背骨のまわりは交感神経と副交感神経が通っていて、これは心と体の健康のバランスをつかさどるものです。たとえば、疲れているときや眠いときは背中が丸まり、前向きな気持ちのときは、胸を張り、背中が反っているときが多いですよね。今回は、体を動かし整えるだけでなく、それにリンクするように気持ちも一緒に整えていきたいと思います!」(金さん)

背骨を意識しながら上半身を動かす!

【1】

両手両ひざを床につき、つま先を立てます。

【2】

背中の上に大きなボールを乗せているイメージで、背中を反らしていきます。

【3】

続いて背中を丸めていきます。このとき、目線はおへそに向けましょう。

一連の流れを5回行いましょう。

さらに背骨をほぐしていこう!

【1】

左ひざを曲げて右太ももの内側につけ、右脚は外側に曲げます。

【2】

息を吸いながら、両手を天井に向かって伸ばします。

【3】

息を吐きながら、両手を頭のうしろに持っていきます。

この状態で息を吸います。このとき、手のひらで後頭部を押すようなイメージで行いましょう。

【4】

胸を広げるイメージで!

体を右に傾け、左ひじを天井に向かって上げます。
左ひじが体の内側に入りやすいので、できるだけ天井に向かって広げる意識です。

この状態で深い呼吸をくり返します。

一連の流れを反対側の脚でも行いましょう。

「ねこ伸びのポーズ」で気持よく背骨を動かす!

【1】

両手両ひざを床につき、両脚は肩幅より少し開いておきます。このとき、つま先は立てておきましょう。

【2】

両手を体の前に伸ばし、わきの下を伸ばすイメージで上体を床に近づけます。
お腹や胸が広がるのを感じましょう。

この状態で3回深く呼吸をします。

【3】

足の甲を床につけ、正座をするようにお尻を下ろし、おでこを床につけます(チャイルドポーズ)。

「私たちの背骨は、ニュートラルな状態から背中が丸まってしまったり反りすぎてしまったりすることで、体にマイナートラブルが起きてしまいます。背骨を整えるヨガで、トラブルをできるだけ抑えて、さらに『腰のあたりがつまっている感覚があるな』『首が疲れているな』など、気づきを得る時間にしていただけるとうれしいです!」(金さん)

****

背骨を丸めたり伸ばしたりすることで、全身がポカポカしたのではないでしょうか。自分の姿勢のクセや特徴を知ることは、より健康で、より整う自分の体づくりにもつながっていくはず! ぜひ背骨を気持ちよく動かすヨガにチャレンジしてみてくださいね♪

次回は「全身」を整えるヨガを教えていただきます。お楽しみに!

講師:金 知佳さん

妊娠・出産で大きく変化した心と身体がヨガを通して日々整っていく、そんなヨガに魅了され講師の道へ。「自分と向き合うことの心地よさ・豊かさ」を伝えることをテーマに東京・神奈川でグループレッスン、パーソナルレッスンをはじめ、イベント出演、リトリート開催、モデルなど、フリーランスとして精力的に活動中です。忙しい日常や、なんとなく過ぎゆく毎日の中で、「一度立ち止まり自分と向き合う時間」を作ることで生まれる、体の軽さ、心の穏やかさ、マインドの静けさ…。ヨガを終えたあと、より心地よく前向きな心身で日常に戻れるような、そんなレッスンを心がけています。「楽しいと思えるペース」「心地いいと思えるペース」を大切にしながら、深呼吸をし、体を動かしていきましょう!

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文/FYTTE編集部

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