苦しいときを乗り越えた前半戦 渋野日向子マネージャーが選りすぐりのスマイル写真を大公開

後半戦の活躍にも期待が膨らむ渋野日向子(撮影:南しずか)

渋野日向子のマネージャーが公式インスタグラムを更新。7月に入り今年も折り返し地点を迎えたところで、渋野の前半戦を振り返った。

「3月から約4ヶ月の長い遠征が終わりました」と最初に一言。今季の渋野の初戦はタイで開催された「ホンダLPGAタイランド」だった。その後、中国の大会を経て、米国本土へ。西海岸からスタートすると、東海岸、五大湖近くの内陸部、そして再び西海岸へと長距離の移動をこなしてきた。
 
各地でトーナメントに参戦してきた渋野を「悩んで考えて迷って彷徨ってちょっと進んでちょっと笑えて 苦しい時間もつらい瞬間も本当によく我慢して耐えました」とねぎらった。
 
戦績も今季9戦目を終えた時点では予選通過は3試合のみと苦しんだ。しかし10戦目となるメジャー大会「全米女子オープン」で単独2位と好成績を残すと流れは一気に変わり、それからの4試合はすべて決勝ラウンドに進出。メジャー大会「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」では7位タイと再びトップ10入りを果たした。
 
投稿では笑顔でガッツポーズをする姿や、にこやかにインタビューに応じる渋野の写真を公開。この笑顔の写真を選んだマネージャーは「楽しいと言いながらゴルフをしている〇(ヒヨコが卵からかえる絵文字=渋野の愛称ぴなこ)が忘れられません」と、渋野の戦う姿勢を高く評価した。
 
「良くても悪くてもまだまだ続きます どんなステップも受け入れて進みましょう」と力強く背中を押すマネージャー。「いつも横にいるのが同じ顔でつまらないと思いますが 残りのシーズンも多分同じ顔が横にいます それも耐えましょう」とユーモアたっぷりに、後半戦も共に歩んでいくことを綴った。
 
この投稿を見た熱烈なファンからは、「私達に最高に楽しい時を魅せてくださり本当にありがとうございます」「お二人のスタイルには本当に勇気付けられます!! 頑張ってください!!」「長い長いトンネルを抜けたかな?」など、長文になりながらも渋野と渋野を支えるマネージャーへの思いを熱く語るコメントがいくつも寄せられていた。
 
渋野の次戦はフランスで開催されるメジャー大会「アムンディ・エビアン選手権」。そして8月には2019年に海外ツアーデビュー戦で優勝を挙げたメジャー大会「AIG女子オープン」(全英女子オープン)も待っている。後半戦の渋野の活躍にファンは大きな期待を寄せている。

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