号泣ライブ配信で言い訳も…原因は撮影前日に「ギャラ2倍を要求」の強欲さだった韓国歌手、新アルバムで復帰

“広告ドタキャン騒動”を巻き起こしてイメージが悪化した歌手のMEENOI(27、本名パク・ミニョン)がカムバックした。

MEENOIは7月3日、2ndフルアルバム『This is my life』をリリース。同アルバムには全11曲が収録されており、MEENOIが全曲の作詞、作曲に参加している。

タイトル曲は4曲あり、特にアルバムと同タイトルの『This is my life』は、洗練されたビートと韻律に彼女のユニークなラップが調和した曲だ。また別のタイトル曲『10mint』は幻想的な音色が遅いテンポで流れ、『A night of crisis』はおぼろげで感性的な雰囲気を、『Now It's here』はクールなグルーヴを盛り込んでいる。

今回のアルバムは、失墜したMEENOIのイメージを回復することができるだろうか。

“広告ドタキャン騒動”とは

(写真提供=OSEN)MEENOI

先立ってMEENOIは今年2月、ライブ配信を行っている最中に涙を流した。

その理由について関心が高まったなか、2日後、モデル契約を結んだ化粧品ブランドとの撮影が1月に予定されていたが、彼女が約束の2時間前に突然キャンセルしたとの事実が知らされた。

所属事務所側は、広告撮影の不参加は認めながらも「当社とアーティスト間の広告契約締結代理署名に対する権限の理解が互いに異なり発生したこと」と説明した。だがMEENOIが3月4日、広告を当日ドタキャンしたわけではないと釈明したことで、議論が大きくなった。

MEENOIは契約書の内容を確認できず、偽の印鑑が押されおり、契約条件の修正を要求したのに対応してもらえなかったため、撮影しなかったと主張したのだ。

ただ、その後に公開されたMEENOIと所属事務所によるトーク内容で、彼女がその業者と広告金額、企画案の調整などを通じて、相当な部分を認知していたことが明らかになった。

化粧品ブランド側も「契約書上、広告モデルに無理な要求はなかった。すべての状況は協議金の条件だけで進行した」と明らかにし、MEENOIに対する非難が殺到した。一言で、MEENOIが広告料を「2倍にしろ」と要求して生じた騒動だったのだ。

“広告ドタキャン騒動”を通じて完全に信頼を失ったMEENOI。今回の新アルバムがどんな反応を集めるのか注目だ。

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