中国の大手電力会社SPICがトルコでの国境を超えた原子力パートナーシップを強調

SPICがNuclear Power Plants VI. Expo & X. Summitで輝く。

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【イスタンブール2024年7月3日新華社=共同通信JBN 】Nuclear Power Plants VI. Expo & X. Summit (原子力発電所VI展覧会&Xサミット)が7月2日、トルコのイスタンブールで開幕しました。中国の5大電力会社の1つの State Power Investment Corporation Limited(SPIC)が招かれてこのイベントに10回目の参加をしました。

2日間にわたるイベントで、SPICから委託されたShanghai Nuclear Engineering Research & Design Instituteがグリーンエネルギー開発における当社の革新的な業績や第3世代の原子力における自立、さらにSPICの原子力プロジェクトがトルコの地元経済や社会、文化、環境に果たしている積極的な貢献について紹介しました。

現場での説明と一体となった模型やパネルなど様々な形態でなされたプレゼンテーションは、多くの原子力分野の各国専門家や地元の人たちを引き付けました。

展示会ではテーマに沿った文化イベントと一般公開日が設けられ、炭素削減という目標を追求している両国間の電力分野での協力に焦点が当てられました。SPICが異文化活動を組織するのはこれで5年連続となりました。

イベントの目玉となったのは、AIを活用した絵画チャレンジと文化体験エリアでした。参加者は夢の未来都市というテーマを基にしたAIを活用した絵画を創作するよう促されました。また彼らは書道や石擦りといった双方向の活動に参加することにより、伝統的な中国文化の魅力を評価し、体験することが可能になります。

Istanbul University(イスタンブール大学)、Hacettepe University(ハジェテペ大学)、Istanbul Medeniyet University(イスタンブール文化大学)、 Beykent University(ベイケント大学)の大学生を含む中国とトルコの若者代表と、トルコにおけるSPICのプロジェクトチームのメンバーが、イベント期間中に当社の成功を祈念しました。

彼らは、低炭素とグリーンな未来を共に作り出すために、両国をつなぐ橋渡しの役割を果たし、原子力や他の分野において両国間の密接な協力を推進するのに努力を惜しまないとの意欲を表明しました。

ソース:SPIC