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長崎県内で生産された茶の品質を競う第52回県茶品評会審査会が3日、東彼東彼杵町であった。「一般茶」部門は大山良貴さんが3年連続、「蒸し製玉緑茶」部門は福田新也さん=いずれも東彼杵町=が2年連続で、それぞれ最高賞に選ばれた。
製茶技術の向上を目的に県茶業振興協議会が開いている。火入れ前の緑茶を審査する一般茶部門は東彼杵、波佐見、佐世保、松浦など7市町の42生産者が78点を、蒸し製玉緑茶部門は東彼杵町の24生産者が26点を出品した。業界関係者の審査員12人が茶葉の見た目、入れた茶の色合い、香り、味の4項目を審査した。
蒸し製玉緑茶部門の出品茶は、全て8月に静岡市で開かれる全国茶品評会に進み、2年ぶりの日本一を目指す。
県茶業振興協議会によると、今年の県内一番茶(荒茶)の市場取引実績は前年より4%増の184トンになる見込み。
その他の上位成績者は次の通り。(敬称略)
▽一般茶部門 (2)近藤徳重(3)尾上雄也(4)大山次作(以上東彼杵町)(5)佐々木譲(波佐見町)
▽蒸し製玉緑茶部門 (2)尾上和彦(3)有限会社茶友(4)中里孝幸(5)藤田将伍(以上東彼杵町)