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盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)で4日朝、アフリカゾウのマオ(雌・22歳)の人工授精が行われました。国内初の挑戦で、個体数維持に向け大きな期待が寄せられています。
4日午前7時ごろから人工授精を行うドイツの獣医師チームが盛岡市動物公園ZOOMOのゾウ舎に集まりました。
飼育されているアフリカゾウの「マオ」は、2日から採血やエコー検査でホルモンの反応や卵胞の様子が調べられていました。
午前8時半ごろから人工授精が始まり、専用の器具を使用して精子の注入が行われました。マオは2002年生まれの22歳の雌で、これまで出産の経験はありません。
国内でゾウの人工授精を行った例はなく、繁殖に成功すればアフリカゾウの減少に歯止めをかける「希望」になると、今回の挑戦は大きく注目されています。
マオが妊娠しているかどうかは3か月から半年後に判明するということです。