LGBTなど、性的マイノリティーとされる人たちに関する相談に弁護士が応じる無料相談電話が設けられることになりました。
「LGＢTs電話相談」は県が県弁護士会に委託して行うものです。
性的マイノリティとされる当事者や家族、その周囲の人の相談に弁護士が応じます。
匿名での相談も受け付けます。
「同性愛者だ」などと勝手に広められるいわゆるアウティングの被害や、職場や学校で当事者から相談を受けたときの対応など、法律に限らず、どんなことでも話してほしいとしています。
県弁護士会 石田美祢弁護士
「まずはお気軽に、困りごとをおっしゃっていただいて、われわれ話を聞くプロがお話を聞いてもちろん、法的な助言ができるところはさせていただく」
相談電話は083－902－6788で、原則第2金曜日の午前11時半から午後1時半までです。
無料相談を常設するのは、中国地方で初めてで、県では「あらゆる人が幸せに暮らせるよう、多様性を認め合う社会づくりのきっかけとしていきたい」としています。
