【熱中症に厳重警戒】静岡は観測史上1位の暑さ!危険な暑さはいつまで?

熱中症警戒アラートは全国16エリアに発表!

午前中から梅雨明けしたような日差しが照り付け、気温はグングンと上昇しています。
午前11時40分までに、最高気温は以下の通りです。
▼和歌山県新宮36.9度(10時56分)
▼静岡県静岡36.6度(10時26分)
▼山梨県南部36.3度(11時21分)
▼静岡県静岡空港36.1度(11時30分)
▼三重県熊野新鹿36.0度(11時37分)
12時40分までに静岡では39.1度まで最高気温が上昇し、1940年から続く80年以上の観測の中で一番の暑さとなりました。
このあとも、関東から九州の内陸部では35度を超える猛暑が予想され、所によっては体温並みや体温超えの暑さになるでしょう。
東京地方(東京23区や多摩地方)や神奈川県、埼玉県、千葉県などでは、今年初めて「熱中症警戒アラート」が発表されています。

この先1週間の気温をチェック!暑さいつまで?

今回の暑さのピークは土日までとなりそうです。
関東から沖縄県の広い範囲で日中は最高気温が30度を超え、厳しい暑さとなるでしょう。特に明日5日(金)と7日(日)は関東や東海で晴れ間が予想され、体温並みの暑さになる所もありそうです。また、夜間も気温が下がらず、関東から沖縄県では連日熱帯夜が予想されています。

熱中症に注意が必要なタイミングとは?

熱中症の患者が増えるタイミングは①5月の急激な暑さや②梅雨の晴れ間、③梅雨明け、④お盆明けの4回とされています。
梅雨の晴れ間では、湿度が高いため、汗をかいても乾きにくく、突然の暑さによって熱中症になりやすいと考えられます。
室内では無理せず、冷房や扇風機を使用し、室温が28度以下になるよう調整しましょう。また、体内に水分が吸収されるまで時間が掛かりますので、喉が渇く前の水分補給を意識してください。特に高齢者やお子様、基礎疾患をお持ちの方は熱中症リスクが高まりますので、積極的な声掛けを心掛けましょう。

<そらくら関連ページ>
・暑さ指数(WBGT)とは?目安を気象予報士が解説
https://sorakura.jp/20240613201/

・今年から運用開始!熱中症特別警戒アラートとは?
https://sorakura.jp/20240417201-2/

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