福岡県「手足口病」など感染症警報レベル続く

福岡県は4日、子どもを中心に感染する手足口病とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の2つの感染症について、引き続き警報レベルであると発表し、感染症対策を呼びかけています。

福岡県によりますと、6月24日から30日までの1週間で手足口病の感染が確認されたのは1123人で、1定点医療機関あたり9.36人となり前週に比べ1.08倍で、依然として増加傾向です。

また、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の感染者は、1医療機関あたりの平均が8.21人で24週連続で警報レベルとなっています。

どちらも咳やくしゃみなどの飛沫感染のほか、便からは長期間ウイルスが排泄されるため、福岡県はこまめな手洗いやタオルの共有を避けるなどの感染対策を呼びかけています。

また、感染した場合、のどの痛みや口の中に水泡が出来て食べ物を食べることが難しい場合でも、水分補給は忘れないよう注意を呼び掛けています。

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