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新紙幣発行に便乗した特殊詐欺の予兆電話が愛媛県内で初めて確認されました。警察は、今後県内全域に広がるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
警察によりますと、きょう午前9時30分頃、今治市に住む30代の男性の携帯電話に金融機関の職員を名乗る男から「旧紙幣が使えなくなります。新紙幣と交換が必要です。あなたのキャッシュカードが古いので新しいものと交換が必要です。郵送で対応します」などと電話があったということです。
男性は詐欺を疑い、電話を切ったため被害はありませんでした。県内で新紙幣に便乗した特殊詐欺の予兆電話を確認したのは、初めてだということです。
警察は、旧紙幣は引き続き使うことができるとしたうえで、今後、こうした予兆電話が県内全域に広がる恐れがあるとして注意を呼び掛けています。