メキシコの姉妹バンド、ザ・ウォーニング新作『Keep Me Fed』発売。新MVも公開

メキシコ、モンテレイ出身の姉妹バンド、ザ・ウォーニング(The Warning)がニュー・アルバム『Keep Me Fed』をリリースし、iTunesのロック・アルバム・チャートで1位を獲得した。現在デジタル配信の他、CD、アナログ盤、Tシャツなどのフィジカル形態の関連商品も発売中だ。

このアルバム発売にあわせて、最新ミュージック・ビデオ「Six Feet Deep」が、 MTV Live、MTVU、MTV Biggest Pop、MTVのグローバル・ネットワークでプレミア公開され、タイムズスクエアになるのパラマウント・タイムズスクエアのビルボードにも登場した。

<YouTube: The Warning - Six Feet Deep> 

このアルバムについて、ザ・ウォーニングは次のようにコメントしている。

「このニュー・アルバムは、ここ数年で知り合った人々や一緒に仕事をしてきた人たちとの、最も生々しい感情や最も有意義な繋がりがもたらした結果です。私たちはこの作品をとても誇りに思っていますし、皆さんがこの音楽を自分のものにしてくれるのが待ちきれないです。心を込めてお届けします、“Keep Me Fed”です」

アルバム・タイトルを『Keep Me Fed』にした理由について、次女パウリナ・“パウ”・ビヤレアルはこう語っている。

「その全過程を通して、この作品は私たちを夢中にさせました。私たちの行動すべてに影響を与えることで、このアルバムは創造的にも個人的にも私たちを養ってくれたのです。他の人々にもこの作品に参加し夢中になってもらいたいと思っています」

13曲入りのこのアルバムには、ザ・ウォーニングが2023年のMTV VMAで披露したシングル「MORE」や、リボルバー誌、クラシック・ロック誌、ローリング・ストーン誌から賞賛された「Hell You Call A Dream」、「Automatic Sun」などが収録されている。

ザ・ウォーニングは先日、米深夜番組“Jimmy Kimmel Live!”に初出演し、アクティブ・ロック・チャートで8位、ビルボードのメインストリーム・ロック・チャートでも8位を記録したシングル「SICK」のパフォーマンスを披露した。最新作からは、これまでも、「Burnout」やスペイン語曲「Qué Más Quieres」のミュージック・ビデオがいずれもMTVネットワークでプレミア公開された。

ソールドアウトを記録したしたヨーロッパ&UKでのヘッドライン・ツアーや、Pa’l NorteやVive Latinoといったメキシコ最大級の音楽フェスティバルへの出演に続き、ザ・ウォーニングは今秋、ニューヨーク、ロサンゼルス、ナッシュビルなどを巡り、シカゴで開催されるRiot Festivalの日程を含む全米ヘッドライン・ツアーをスタートさせる。

バンドはその後、エヴァネッセンスとヘイルストームのカナダ・ツアーにサポートアクトとして参加する予定だ。2025年、ザ・ウォーニングはメキシコ・シティのナショナル・オーディトリアムで単独公演を行うことも決定しており、1万人のキャパシティを誇る同会場の公演チケットは48時間以内で即完した。

Written By Sam Armstrong

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