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中国南西部の四川省成都市に本社を置く成都航空が運用する旅客機のARJ 21が2日、新疆ウイグル自治区のカシュガル徠寧国際空港を出発し、同自治区タシュクルガン・タジク自治県のクンジュラブ(紅其拉甫)空港に到着しました。中国製の商用機として初の高高原路線への就航でした。
成都航空のシンボルマークである「太陽の神鳥」の塗装を施したARJ 21は午前9時30分にカシュガルを出発し、1時間近くの飛行を経てタシュクルガン・タジク自治県のクンジュラブ空港に到着しました。中国民用航空局の定めでは、標高2438メートル以上の空港は高高原空港に分類されます。クンジュラブ空港の標高は3258.4メートルで、新疆初の高高原空港であり、中国最西端の空港でもあります。
ARJ 21は今後、カシュガルとタシュクルガンを結ぶ路線を毎週火曜日、木曜日、日曜日に1往復します。片道は約1時間です。ARJ 21のこの航路の就航で、カシュガルとタシュクルガン・タジクを往来する人により便利な「空の道」が提供されました。
ARJ 21は中国が独自開発したターボファン(ジェット)支線機で、乗客78~97人を乗せることができ、航程は2225~3700キロです。(提供/CRI)