午後の日経平均・TOPIXはともに一段高、海外勢の買い活発

[東京 4日 ロイター] -

午後の日経平均はじり高の展開となり、300円超高の4万0800円台後半を推移している。一時、4万0939円63銭で高値を付け、終値ベースの過去最高値(4万0888円43銭)を上回った。TOPIX(東証株価指数)も上値を伸ばし、2898.11ポイントで高値を付けた。新規の材料は特にないものの、市場では「このところ日本株は後場に強くなる傾向があり、海外投資家の買いの活発化がうかがわれる」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれる。

主力株では、住友金属鉱山が7%超高、ホンダ、ソフトバンクグループ、みずほフィナンシャルグループ、三井物産が2─3%超高としっかり。川崎重工業は7%超安、任天堂は小幅安となっている。東証33業種では、非鉄金属、海運、輸送用機器、銀行、卸売など26業種が値上がり、水産・農林、その他製品の7業種が値下がりとなっている。

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