筑豊電気鉄道、運賃値上げへ バリアフリー対応の新型車両導入予定!

筑豊電気鉄道 (写真:うげい/PIXTA)

筑豊電気鉄道2024年7月3日、運賃値上げの申請を行ったと発表しました。

申請が認可されれば、2024年9月に運賃値上げを実施。上限運賃を平均11%、適用運賃を平均5.6%引き上げる考えを示しています。

具体的には、黒崎駅前~熊西間(1区)の運賃は現行の210円から10円値上げの220円、黒崎駅前~三ヶ森(3区)の運賃は現行の300円から20円値上げの320円など。

また、同社は今後の設備投資計画についても発表。

現行の3000形で使用している主要な制御機器等を保守する部材が製造中止となり、調達が困難な状況になったことから、利用者に配慮した新型車両を導入する計画を明らかにしました。

新型車両は2026年度から導入予定。低床式で、高齢者や車いす・ベビーカー利用者でも乗り降りしやすいバリアフリー対応車両になる予定。電力回生ブレーキを搭載することで、従来と比べて消費電力も大幅にカットできます。導入費用は1編成あたり3億8,000万円。

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