横浜市立新吉田小学校 交通安全対策を協議 42の危険箇所 横浜市港北区

意見を交わす参加者ら=提供写真

市立新吉田小学校(税田栄一校長)で6月26日、スクールゾーン対策協議会が開催された。同校関係者、PTA、港北区役所、港北警察署、港北土木事務所、新吉田連合町内会・南町会が参加。子どもの安全を守るため、学区内の危険だと判断された42件のうち5件が協議にかけられた。

同校正門前の道路は、児童の登下校時間帯は特に、子どもの往来が集中するエリア。スピードを出す車両や逆走する自転車が多く、「区域の制限速度が時速30Kmである『ゾーン30』標識の新設で、走行速度の抑制や自転車の逆走等の排除を図る」と要望が出された。

そのほか、横断歩道のカラー化、横断歩道待機場所確保など、危険箇所の特徴により、さまざまな対策案が挙げられた。全42件は各担当団体に正式な要望書を提出予定。

同協議会の鈴木裕会長は「学校や地域、行政と手を取り合い、子どもたちのために活動していきたい」とした。

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